
自転車日本一周をする予定なんだけど、毎日自転車を漕いで、疲れが溜まるよね?
しかも、毎晩布団で寝れるわけじゃないし…。
尋常じゃないくらい体を酷使すると思うけど、「疲労」はどうだったの?
「疲労」に関する心配があるから、経験者の話が聞けると嬉しいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 私が自転車日本一周中にやっていた「疲労」に関する経験談、コツ
- 疲労を溜めないためにやっていたこと
- 疲労を回復させるためにやっていたこと
- 食事が元気の源

こんにちは、かけるです!
2019年に自転車で日本一周をしていました!
先日、これから日本一周をする子から、こんな質問を受けました。
教えてあげたところ、どうやら役にやったようでした。
自分の中では「記事にするまでもない情報」「人にアドバイスできるほどではない情報」だったので、ビックリでしたね。
もしかすると、彼のように「疲労のケア、コツ」について知りたい方が、他にいるかもしれません。
そう思い、本記事を書きます。
少しでも参考になる部分があれば幸いです。
足を疲れさせないためにやっていたこと
向かい風5m以上の日は賢く走る
私は向かい風が5km/h以上の時は、場合によっては日中に走るのをやめました。
なぜかって?疲れるからです。進まないからです。
あれだけの量を抱えて自転車を走らせるとよく分かるでしょう。
風が弱い時でさえ、一時間で進む距離は12kmほど。
それが向かい風ともなると、10km以下に落ちます。しかも、普段よりもすごく体力を消耗するのに。
体力の消耗に対して走行距離の効率が悪いんですよね。
頑張ったのに、全然進んでいない…ということが良くありました。
だから、走らないこともありました。
風が強い日は、私は日中ひたすら寝ます。寝て、寝て、寝て、体を完全回復させます。
で、夕方16時くらいになったらようやく走り始めるのです。
例えば16時~22時までの走行とかをします。夜の方が風が穏やかなので、楽に進めるからです。
ただ、景色は見れないですし、視界も悪くて危険ではあります。
人によってはオススメしないかもです。僕は距離を稼ぎたい時は、こうしていました。
軽いギアでペダルを回す
ロードバイクでのサイクリングでもそうなのですが、「軽いギア」でクルクル足を回した方が、足に疲労が溜まりにくいです。
逆に、重いギアでトルクを掛けて漕ぐと、疲れやすい。
ですので、「軽いギアで回すペダリング」を心がけて、日本一周をしていました。
辛い坂道は無理せず歩く
坂道は無理せず押して歩きましょう。
変にそこで頑張って漕いでしまうと、膝を悪くします。疲れて、骨がぽきぽきになって、ほんとに漕げなくなります…。
旅はスピードを求めてなんかいません。それに、自転車から降りていけないなんてルールもありません。
何日も続く長い旅を無理なくやり遂げるには、体に優しくしながら走り続けないと。
というわけで坂道は押して歩くと楽です。案外、頑張って漕いでもスピードって大きく変わらないですしね。
疲労の回復のためにやっていたこと
(走行が辛かった日は)プロテインを飲む
山岳コースが続くような日は、とにかくプロテインを飲んでいました。
コンビニに売ってますよね。ザバスとかのあれです。
筋疲労を素早く回復させるためには、たんぱく質が欠かせません。
どうしても、僕ら旅人は栄養が不足しがちです。たんぱく質もその一つ。
翌日も足の筋肉に“グッ”と力が入る状態で自転車を漕ぐためには、たんぱく質の補給が欠かせません。
だから、プロテイン。プロテイン信者です。実際にめちゃ効果あります。
貧乏旅をする人にとっては「高価」なものです。
しかし、筋疲労が溜まった状態で自転車は漕げません。僕は必要な食費として考え、摂取するようにしていました。
栄養のあるご飯をたくさん食べる
カップ麺、パスタ、カレー…どうしてもこういった食事が多くなりがちです。
が、疲れた日はやはり栄養のあるご飯を食べたいところですね。
朝起きた時の疲労の回復度合が全然違ってきますから。
キャンプ場がとれて、近くにスーパーがあったら、鍋でも作ってみてください。
簡単に作れるし、美味しいし、野菜も肉も、沢山の栄養が取れます。
なるべく温泉に入り、体を休める
体力の限界まで走った日は、なるべく温泉に入るようにしてました。
もちろんお金との兼ね合いもあるのですが、もはやそんなこと言ってられないです(笑)
体のケアが最重要。
風呂も入らず、テント泊が続くと、どうしても疲労が蓄積してきます。どこかで発散させなきゃですね。
実際お風呂に入った後は、ドッと疲れます。疲労が体の表層へ出てきた証拠?ですかね。
テント内では足を伸ばす
しんどかった日に、次の日も走らなければいけない時は、走行後に足をなるべく使わないようにしていました。
テント内でご飯を作るのですが、ずっと足を伸ばしっぱなし。
カヌーに乗ったような姿勢で、前室でご飯を作ったり、そのまま寝転んで休憩したり、って感じです。
なるべく外に歩きに行きたくもなかった(気持ちと疲労的に)ので、水なんかは沢山ためてましたね。
水を一度にたくさん持ってこれるよう、空になった2Lペットボトルは常に持ってました。
ゴミとして捨てずに、です。
自分の体のことは、自分一番知っている
プランに遅れが出ようが、「無理な時は無理せず休むこと」が大事です。
経験上、調子が悪い時に漕いでも“悪化するだけ”なんですよね。
より体調が悪くなって、足に力が入らなくなって、余計休息日に時間を要することになります。
それよりは、その都度休憩を取って体の回復に時間を当てた方が◎。
まとめ
【足を疲れさせないためにやっていたこと】
- 向かい風5m以上の日は賢く走る
- 軽いギアでペダルを回す
- 辛い坂道は無理せず歩く
【疲労の回復のためにやっていたこと】
- (走行が辛かった日は)プロテインを飲む
- 栄養のあるご飯をたくさん食べる
- なるべく温泉に入り、体を休める
- テント内では足を伸ばす
ちょっとでも参考になることがあったら嬉しいです!
ご覧いただきありがとうございました!。