
自転車業界に就職しようと思ってるんだけど、経験談が聞きたいよ。
就職活動で大変なこととかあるのかな?
どんな準備をしたらいいのかな?
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 経験者が語る「自転車業界の就活で大変だった5つのこと」
- 必要な準備・対策について
自転車業界で就活をしようと思っていろんなことを調べようにも、あまり情報が出てきませんよね。
中でも「自転車業界で就活した人の体験談」って、全然出回っていないです。
私も就活中探したのですが、見つけることができませんでした。
- 「就活ってどうなのかな?」
- 「どんなところに注意したらいいのかな?」
- 「なにか大変なの事あるのかな?」
なんて気になる方も多いと思います。
そこで、自転車業界への就活を経験した私が、「大変だったことを5つ」紹介させていただきたいと思います。
就活生の方は要チェック!
私自身が「就活が始める前に知っておきたかったなあ~!」という情報をまとめました。
是非ご覧ください。
自転車業界の就職活動をやってみて大変だった“5つ”のこと
私が自転車業界で就活をしてみて、「大変だったな」と思ったのはこれら5つです。
- 移動が大変で交通費もかかる
- 業界の情報が分からない
- 企業が見つからない
- エントリー企業数が少ない
- 採用人数がわずか
業界規模が小さいがゆえのポイントもあります。
詳しく解説していきますね。
移動が大変で交通費もかかる
自転車業界を目指して就職活動をすると、移動がとても大変で、それに伴って交通費もかかります。
正直言って、地方の学生は大変ですね。愛知県に住む私もそうでした。
調べてみると分かりますが、自転車業界に属する企業の多くは、大阪あるいは関東に本拠地があります。
決して人気のある業界ではないので、集まる就活生も他に比べて少ないです。
そのため、企業の採用に関する活動は基本的に本社のみで行います。
全国各地での採用活動は無いと思っておいてください。
例えば、
- インターンシップ
- 説明会
- 選考(1~3回程度)
などがあるたびに、何度も本社へ足を運ばなければなりません。
午前中からイベントが開催されるときは、余裕を持って前日入りしてホテルに宿泊したことだってあります。
準備や移動がとても大変。
加えて、莫大な交通費が掛かります。
私の場合、大阪や東京へ行くのに往復1~2万円。
それがイベントの度に、ぽんぽん無くなっていきますよ。
選考が進めば、一つの会社に対して複数回訪れることになります。
なので、地方の学生は交通費の用意をちゃんとしておいた方がいいです。
20万円あれば安心でしょう。
でも、中にはこんなふうに思った方もいるのではないでしょうか。

就活の交通費って、企業から支給されるんじゃないの?
私の経験から申し上げると、基本的に「最終選考」でしか貰えません。
それ以外の交通費は実腹です。
最終選考へ上り詰めるには、少なくとも
- 説明会
- 第一次選考
の二回は企業へ訪れます。三次選考まである企業は、プラス1回ですね。
何度も大阪・関東へ足を運ぶことになるので、特に地方の学生は大変です。
このことを念頭に置き、本格的に就活が始まる3月までには、お金に余裕のある状態に準備しておきましょう。
「就活をしながらバイトすればいいや」と思っている方は要注意。
就活が始まると、履歴書作成、企業調べ、面接対策で時間が無くなります。
交通費を稼ぐためにバイトをしたはいいけれど、肝心の就活がおろそかになっては意味が無いですよね。
予め貯金をしておき、就活に全力を注げる態勢を整えておきましょう。
業界の情報が分からない
自転車業界はニッチな業界なので、就活関連の情報がほとんどありません。
下調べに使える情報が少ないので、業界研究がとても大変でした。
例えば業界規模の大きい“自動車業界”なら、「自動車業界 就活」と調べるだけで、就活に役立つ有益な情報がいっぱい出てきますよね。
業界の動向、企業研究に使える情報、就活経験者の体験談など。
中には「マイナビ」「リクナビ」といった企業が、業界について解説しているものまであります。
でも、自転車業界にはこのような情報が全くないといっても過言ではありません。
なぜなら、ニッチな業界に関する記事を作っても、見る人が少ないからです。
アクセスが稼げない=記事を作成した企業にとって無益だから。
なので、自転車業界を目指す時は、企業のHPを隅々まで見て研究するくらいしかできません。
でも、その方法だとイマイチ業界の事情が把握できないんですよね。
かといって、分からないからと業界研究が不十分では、のちの選考で言葉が詰まってしまうことでしょう。
ではどうしたらよいか。
インターンシップ、説明会へ積極的に参加しましょう。
企業のインターンシップでは、
- 業界の動向
- 歴史的背景
- 企業の経営方針
など、具体的な情報が体系的に学べます。
しかも、企業が企業自身を一番ににアピールする場ですから、
- 他社と比べてその会社は何が優れているのか
- どのくらいの販売シェアなのか
- どんなビジョンを描いているのか
など、企業の強みが分かります。
公にはできないことも教えてくれるので、欠かさずメモりましょう。
それらの情報が有益なだけじゃなく、そのまま「志望動機」に繋げることもできるんですよね。
正直、企業や業界の情報を知るためには、インターンシップや説明会に参加するのが手っ取り早いです。
分かりやすく、正確で詳しい情報が手に入ります。
「自転車業界のことが全然分からない!」
「就活のモチベーションが沸かない」
という方は、是非参加してみてください。
ヒントが得られるはずです!
企業が見つからない
「そもそも自転車業界で採用募集してる企業って、どこがあるの!?
全然思い浮かばないんだけど!」
恐らく、この業界を目指した人のほとんどが感じたことでしょう。
多くの就活生が使う「マイナビ」「リクナビ」で検索しても、全然出てこないですよね。
ネットで調べてみても、ごく一部の企業しか採用情報が出てきません。
前述したとおり、業界の企業をまとめたサイトもありませんでした。
しかし、私は自転車店でアルバイトしていたことで、マイナーな企業も知っていたわけです。
おかげで業界研究を進めたり、他社との比較もはかどりましたし、何より面接時の話題作りにもなりました。
そこで、同じような悩みを持った方を救うべく、私がチェックしていた企業を公開します。
それがコチラ⇒
自転車業界を志望するあなたにとって、興味のある企業に出会えるはずです。
是非参考にしてみてください。
企業数が少ない
何度も言ってますが、自転車業界の規模はとーっても小さいです。
なので、エントリーする会社の数が少なく、後が無い不安が常に付きまといます。
自転車業界って、上記の「38社」でおおよその企業がまとめられてしまうほどの規模なんですよね。
就活をするとなっても、その全てを受けるわけではありません。
業務内容、待遇、配属地など、あらゆる要素を考えた中でも興味のある企業だけを受けると思います。
そうなったとき、実際に選考へエントリーする企業って、多くても10社とか。
それらがいわゆる「持ち駒」で、選考を落ちるたびに数が減っていきます。
自転車業界に絞って就活をすると、そもそも持ち駒の数が少ないので、1社落ちるごとのダメージが半端ないです。
あとがないので、正直怖かった。選考結果が来るたびにビックビクです。
大学の就活講話によると、就活生は平均して「23社」にエントリーするそうです。
でも、自転車業界だとそれだけの企業数を確保することができません。
内定をもらえないまま持ち駒が0になってしまったら、どこかのタイミングで就活をリスタートしなければいけませんよね。
受ける数が少ないので、全部落ちるんじゃないかとメッチャ不安になります。
なので、「どうしても自転車業界に行きたい」という方は、本気で就活対策をしましょう。でないと、最悪の結果になりかねませんから。
「まだ自転車業界に心が決まっていない」
「他の業界にも興味があって・・・」
という方は、別業界に属する企業にも沢山エントリーしておくことをオススメします。
エントリーした企業は、実際に面接を受けることも、蹴ることもできます。
エントリーしなければ、受けたいと思っても受けられないのです。
採用人数がわずか
規模の小さい自転車業界は、エントリーする企業が少なくなるだけではありません。
それらの「採用予定人数」の枠もわずかであり、狭き門です。
自転車業界の大企業メーカーでも、5-10人程度しか採用しません。
中堅なら5人程度、1人しか採用しない企業も多いです。
小売店(自転車屋)を目指す方は、店舗数・採用数共に多いのであまり心配いりませんが、メーカーや卸を志望している方は大変です。
狭い採用枠でも内定がもらえるよう、今のうちから最大限の準備をしましょう!
まとめ
「大変だったこと」と、「その対策」をまとめます。
- 移動が大変で交通費もかかる
⇒3月前には貯金しておこう。20万あれば安心。 - 業界の情報が分からない
⇒インターンシップ、説明会へ積極的に参加しよう。 - 企業が見つからない
⇒まずは私の書いた記事(38社の紹介)に目を通そう。 - エントリー企業数が少ない
⇒常に不安が付きまとう。やるなら本気で! - 採用人数がわずか
⇒狭き門をくぐれるよう、自身のスキルを高め、就活準備を万全に。
この記事に出会えたアナタは幸運です。
他の就活生に負けないよう、頑張ってください!応援しています。
ご覧いただきありがとうございました。