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【総重量125kgでなぜ?】荷物を載せた重い自転車で“楽”に走る方法

クランク fc-ty501

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先日、インスタのフォロワーさんからこんな質問を受けました。

 

悩んでいる人
悩んでいる人

かけるさんは自転車に沢山の荷物を積んでいるのに、なぜそんなに走れるのですか?

 

日本一周中の時なんて、荷物だけで45kgある自転車に乗って、200日以上かけて合計1万キロを超える距離を走ってましたよね。

 

坂とか辛くないんですか?

 

僕も自転車旅をよくするのですが、いつもきつくて、大変で。

 

楽に漕ぐ秘訣」みたいなのがあったら教えて欲しいんですけど・・・

 

本記事では、このような疑問や興味に対して、解説していきます。

 

【この記事で分かること】

  • 荷物を載せた自転車で“楽”に走る方法
  • 旅で使う自転車の「ギア比」を変えるべき理由
かける
かける

自転車に荷物を積んで走る方の参考になると思います!

 

私は2019年に自転車で日本一周をしました。

その時の自転車がコチラ。

日本一周で使った自転車

とても荷物が多く、最大時の総重量は約125kgにもなっていました。

  • 自転車本体20kg
  • 荷物45kg
  • 自分60kg

⇒合計125kg

 

皆さんのイメージ通り、とてつもなく重たいです。

なので、こんなふうに言われたことがあります。

 

  • 「こんなに重たい自転車、よく漕げるね!」
  • 「これだけの荷物を積んでいたら、坂とか大変でしょ?
  • 「この自転車に乗るには、相当な脚力が求められるでしょうね・・・。
    もしかして、馬のような足を持ってるの?」

 

とか。

 

このように、「超ヘビーな自転車を、どうして平然と漕げるわけ?なぜ1万キロも走って来れたの?

と、疑問に思う方も少なく無いです。

 

確かに、普通の自転車に比べてうんと重たいので、決して走行は楽ではありません。

 

しかし、私は日本中の山岳地帯をあの自転車で走り抜けてきましたし、約70kmを目安に毎日自転車を漕いできました。

 

一体なぜそんなことができたのか。

 

それは、私が超人だったからではありません。

“楽”に走れるよう、「自転車のカスタム」をしていたからなんです。

 

その方法について、詳しく紹介していきます。

【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
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荷物を載せた自転車で“楽”に走る方法

クランク fc-ty501

私が楽に走るためにやっていたこと。それは、「ギア比のカスタム」です。

 

ギア比とは、

  • スプロケットの歯数
  • クランクの歯数

によって決まり、この比によって「ペダル1回転で後輪が何回転するか」が決まります。

その“ギア比”を自転車旅で最適になるよう考えて取り付けていました。

 

だから、重い自転車でも楽に走れた。

 

この記事に訪れているあなたは、恐らくこれまでクロスバイクやロードバイクに乗ったことがあるでしょう。

 

ちょっと、普段の走行時のことを思い出してほしいのですが、「重たいギア」って使ってますか?

使ってますか?というより、「使えますか?」の方が正しいかもしれません。

 

ほとんどの方が、重めのギア・・・つまり、フロントがアウター、リアがトップ側のギアまで使いこなせていないんですよ。

それもそのはず、時速40㎞~60kmの時にしか使わないようなギアだからです。

 

そのため、「これ以上スピード出したいのに、ギアが足りなくて空転してしまうよ!」

なんてことがまずありませんよね。

つまり、使いこなせないほどの「重いギア比」が過剰にある状態ですね。

 

一方で、こんなことってありませんでしたか?

 

「坂がきついなー。もっと軽いギアがあったら楽に漕げるのに。」

 

つまり、「欲しいとしている軽いギア比が足りていない、選択できない」状態です。

でも、そうはいいながらも、実際ペダルを回して漕げていたのではないでしょうか?

 

ペダルが重すぎて、全く漕げない。進まない。押して歩くしかない・・・」なんてことはあまりないはず。

 

だから、ギア比的にはあっています。問題ありません。

 

でも、もし同じギア比で荷物いっぱいの自転車旅に出かけたらどうでしょうか。

 

恐らく重たいギアは全く使わなくなりますよね。

というか、荷物が重すぎて選択できない状態。

 

明らかにフロントアウターギアに入れる頻度が減るでしょうし、リアの変速もロー側ばかり使うようになると思います。

 

なので、「もっともっと軽いギア」が欲しくなるはずです。

平地でも、坂道でも。

 

じゃないと、“一番軽いギア(インナーロー)”を選択しても、坂道をスイスイ登れるほど「軽い」ギアを選べないからです。

 

するとどうなるか。

荷物が重い⇒でも、これ以上軽いギアが選べない(つまり、「重い」と感じる状態)⇒気合で踏ん張りながら漕ぐ⇒非常に疲れる⇒楽に漕げない

といった状態になります。

 

完成車として自転車に付いているスプロケット、クランクからなる「ギア比」は、普通に使う分には最適な状態です。

 

しかし、荷物を載せて使うとなると、ギア比が最適ではなくなってしまうんですよね。

重すぎて、多くのギアを使えていない状態が発生します。

 

このように考えると、

「確かにそうだね。ギアをカスタムしないと、重いのは当たり前だよね」

と思うのですが、実際自転車旅をする方でそこまで考えられる方は少ないです。

 

なのでほとんどの方が、「自転車を買ったまま」の状態で、走行してしまっています。

だから「自転車旅はつらい。荷物が重すぎて、坂とかマジで漕げない」ってなるわけです。

 

じゃあ私が何をしているのか。

改めて「ギア比のカスタム」です。

 

スプロケットとクランクの歯数を自転車旅に最適な状態に変えることで、自分が欲しいギアを手に入れることができます。

 

その結果、これだけ荷物を積んでいるのにもかかわらず、踏ん張らずとも「楽に」走行できるわけです。

 

ちなみに、私が使っているパーツの組み合わせはこんな感じ。

  1. フロント3段変速[42-34-24T]
  2. リア8段変速[11-32T]

マウンテンバイクかよ!ってくらい、めちゃめちゃギア比が小さいです。

 

一番軽いギアは「フロント24T×リア32T」となるので、ギア比にすると「0.75」となります。

これは、「クランク一回転につき、後輪が0.75回転しかしない」ことを意味します。

平地で使おうものなら軽すぎて、「スカッスカッ」となって全く前に進めないようなギア比です。

 

でも、荷物を載せているとこのギアが必要なんです。

おかげで、私は125kgの自転車でも楽に走ることができました。

 

ギア比を最適にカスタムすることが、荷物を積載した自転車でも楽に走行するための秘訣です。

さいごに

ギア比を変えるのには、

  • スプロケットの交換
  • クランク(チェーンリング)の交換

が必要になります。

 

場合によっては、フロントディレイラーやリアディレイラーの交換が必要になることも。

 

少し手間はかかってしまいますが、自転車旅をする方にとってこだわるべきポイントかなと思います。

 

もし、今あなたが自転車で走っている時に、

「荷物が重すぎて漕げないわ・・・」

「マジで坂道しんどすぎるでしょ・・・」

「もーっともっと軽いギアが欲しいわ・・・」

って思っているのなら、是非、ギア比のカスタムをしてみてください!

 

ここを変えると、今までの辛さが嘘だったかのように、楽に漕げるようになると思います。

 

ご覧いただきありがとうございました!

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