
始めたい人
旅で使う自転車って、何を選べばいいのかな?
種類が多すぎて分からないよ。
自転車のことが全く分からない私でも理解できるように、詳しく教えてほしいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
「自転車旅の始め方ロードマップ」ということで、旅に出発するまでに必要な情報を7つの記事で紹介していきます。
本記事は3つ目の記事になります。
【①】思い描く「自転車旅」を具体化する
【②】荷物の積載スタイルを決める
【③】旅に使う“自転車本体”の選び方
【④】荷物を積載するための土台を作る
【⑤】自転車旅に必要な持ち物って?
【⑥】自転車旅のルートを作成する
【⑦】出発までにやっておきたいこと
今回は、自転車を持っていない方に対して「旅で使う自転車の選び方」を解説していきます。
前提として「自分の旅のスタイル」が定まっている体でお話を進めていきますので、これまでの記事をまだお読みでない方は、まずはこちらからご覧ください。
全て読み通すことで、「自転車旅を始めるには何が必要か?何をしたらいいのか?」が分かるようになります。

それではご覧ください。
旅に使う“自転車本体”の選び方
自転車にはたくさんの種類がありますよね。
パッと思い浮かぶだけでも、これだけあります。
- ロードバイク
- クロスバイク
- マウンテンバイク
- シクロクロス
- ツーリング車(ランドナーなど)
- ミニベロ
さらに、同じ車種でも“使われている素材”もいくつかあり、
- アルミ
- カーボン
- クロモリ
が基本的な3種類となります。
自転車選びの際は【車種×素材】を決めなければいけないので、「一体、旅で使う自転車にはどれを選んだらいいの?」と悩みますよね。
そこで、結論から先にお伝えしようと思います。
- バイクパッキングスタイルなら「ロードバイク」
- パニアバッグスタイルなら「クロスバイク」「ロードバイク」「ツーリング車」
の中から選ぶのがオススメです。
バイクパッキングスタイルの自転車選びは簡単ですが、大変なのが「パニアバッグスタイル」ですね。
詳しく解説していきます。
バイクパッキングスタイルの自転車選び
ひとつ前の記事でも紹介したように、バイクパッキングスタイルのメリットの一つに「どんな自転車でも旅仕様にできること」があります。
なぜなら、バッグをフレームに巻き付けるだけだからです。
更に詳しく理由を説明すると、
- 「荷台」が必須要件のパニアバッグスタイルとは違い、自転車側に特別な条件が必要ないから
- バイクパッキングは積載容量が少ない。
あまりにも重たい荷物を載せるわけではないので、耐久性に関わる「フレームの素材選び」もそれほど慎重にならなくていいから
です。
ですので、正直、バイクパッキングスタイルならどんな自転車を選んでもいいですよ。
オススメの車種
「なんでもいい」とは言っても、それはそれで自転車選びに困りますよね。

確かにバッグを付けるだけで荷物を運べるから、どんな自転車でも旅には出られるけどさ・・・。
旅にオススメの車種くらいあるでしょ?教えてチョーだいよ。
はい、あります。
「バイクパッキングスタイルで自転車旅を始めたい」と思っている方へのオススメは、“ロードバイク”です。
ロードバイク
簡単に、ロードバイクの特徴を紹介します。
- 車体が軽く、走りが軽やか
- ドロップハンドルが付いており、姿勢を変えられるので長距離走る時に楽
- オンロードでの“走り”に特化した自転車なので、ママチャリとは比べ物にならないほどスピードが出る
⇒「長距離をより速く、より楽に走るため」の自転車なので、バイクパッキングとの相性もOK。
気持ちよく走れるサイクリングの延長線上で、自転車旅を楽しむことができます。
実際、バイクパッキングをしている人がよく使っているのはロードバイクですね。
普段は荷物を外した普通の状態でサイクリングを楽しみ、旅をする時だけバイクパッキングスタイルにして乗っていらっしゃる方が非常に多いですよ。
何を買おうか迷っているのなら、ロードバイクがオススメです。
グラベルロード
ただ、「バイクパッキングをメインに自転車を使う」というのであれば、グラベルロードもオススメです。
大カテゴリーの「ロードバイク」の中には、小カテゴリーで「グラベルロード(バイク)」という車種があります。
オンロードでの走りに特化したのが「ロードバイク」でしたが、砂利道などの未舗装路も走行できるようなモデルを「グラベルロード」といいます。
ロードバイクと若干異なる点としては、こんな感じ。
- 太めのタイヤ装着
- 雨天時でも安定した制動力を誇るディスクブレーキを採用
- 荷物の積載や泥除けの装着を可能にする拡張性の高さ
- リラックスした乗車姿勢の実現するアップライトなポジション
- フォーク横にマウントがあるモデルも多い
「自転車旅」に求められるポイントがいくつかプラスされた自転車ですが、特に注目していただきたいのが「フォーク横マウントがあるモデルも多い」というところですね。
バイクパッキングは手軽にツーリングを楽しめる反面、積載量に難がありました。
あまり荷物を積めないので、キャンプセットや調理器具を持ち運ぼうとすると正直厳しいです。
(出典:シクロワイアード)
しかし、グラベルロードの「フォーク横マウント」を利用することで、積載量を増やすことができるんですね。
これなら、「キャンプをしながらの自転車旅がしたい!」という方も、不満なくお使いいただけると思います。
旅をメインに自転車選びしている方には、グラベルロードはとてもオススメです。
ただ、やはり走行性能の面で見れば、ロードバイクの方が優れています。
「いや、もちろん旅もしたいけど、サイクリングで使う割合の方が圧倒的に多くなると思うなあ・・・」という方は、ロードバイクを選ぶといいでしょう。
オフロードへ行くなら
「自転車旅では林道や砂利道をメインに通ると思う」というのであれば、オフロードに特化した“マウンテンバイク”も選択肢に入ります。
- 太いブロックタイヤで路面をガッチリ掴む
- サスペンションで振動を吸収
- ディスクブレーキで抜群の制動力
ロードバイクのように楽に速く走り続けられるような「走行性」はありませんが、どんな道でも走り切る「走破性」に優れています。
しかし、ほとんどの方が舗装路のみを走ることになると思うので、特別な走り方・ルートを計画している方以外にはオススメしません。
クロスバイクは?
(出典:GIANT ESCAPE R3)
もちろんクロスバイクでもバイクパッキングスタイルで旅をすることは可能です。
でも、メリットは「価格面」くらいしかないので、あまりオススメはしません。
前の記事でも説明した通り、バイクパッキングスタイルの装備を揃えるのにはお金がかかります。
それでもこのスタイルを選んだ方というのは、比較的「お金に余裕がある方」だろうと予想します。
そして、バイクパッキングスタイルでの旅を考えている方の多くは、「1日100km以上」走るような、“比較的走行距離が長くてスピードの速い旅”をイメージしているのではないでしょうか。
その2つを考えた時、「確かに価格は安いけど、長距離走るのには向かないクロスバイクを選ぶ理由は見当たらない」と考えました。
使い方的に、ロードバイクが最適だと考えます。
パニアバッグスタイルの自転車選び
バイクパッキングスタイルと違って、パニアバッグスタイルの自転車選びはとても大変です。
なぜかというと、
- 荷台が付けられる自転車でないといけないから
- 多めの荷物に耐えうる「頑丈さ」がある程度必要だから
何も考えずに自転車を選んでしまうと、「パニアバッグスタイル」に不向きなモデルを選んでしまう可能性が大いにあります。
以下の情報を参考に、慎重に自転車選びを進めてみてください。
オススメの車種
パニアバッグスタイルで旅をするなら、選択肢としてオススメなのがこちらの3車種です。
- ロードバイク
- クロスバイク
- ツーリング車(ランドナーなど)
詳しく解説します。
旅のスケールが~2000km程度なら、ロード・クロス
旅の規模が中程度、荷物の量も多すぎない(パニアバッグ2つ程度)のなら、ロードバイクやクロスバイクがオススメです。
ロードバイク
改めて、ロードバイクの特徴を紹介します。
- 車体が軽く、走りが軽やか
- ドロップハンドルが付いており、姿勢を変えられるので長距離走る時に楽
- オンロードでの“走り”に特化した自転車なので、ママチャリとは比べ物にならないほどスピードが出る
⇒「長距離をより速く、より楽に走るため」の自転車
元々、荷物をたくさん(前後パニアバッグなど)積んで走ることは考えられておりません。
しかし、リア側の積載だけで済んでしまうような荷量なら、十分耐えられます。
なので、あまりにも荷物が多い方以外は、ロードバイクでもパニアバッグスタイルで旅をすることができますよ。
先ほどバイクパッキングの時にも紹介した、「グラベルロード」もオススメです。
実際、私も日本一周以前の旅はロードバイクで行っていました。
最初はリア側の積載だけで済んでいたのですが、旅の規模が大きくなるにつれて荷物も多くなりました。
往復3000kmの旅をした時には「フォーク」を変えることでフロント積載を可能にし、フル積載で走り切りきった実績があります。
この話をすると、
「ロードバイクでも沢山にも積んでも大丈夫なんだね!」
「意外と壊れないんだね!ロードバイクって、旅向きの自転車なの!?」
と思う方もいるでしょう。
確かに、ロードバイクでも沢山積載をして旅をすることはできました。
でも、スケールの大きな旅(3000km以上、日本一周など)をするつもりなら、オススメはしません。
どうしてこう思ったかというと、旅に最適な「ツーリング車(私の場合はランドナー)」を経験したからです。
ロードバイクとツーリング車を比較したとき、「ロードバイクは本格的な旅には向いていないな」と感じたポイントがコチラ。
- 前傾姿勢がきつく、楽な体勢をとれない
- “走り”に特化した自転車なので、パワーの伝達は良い反面、体が疲れやすい
- タイヤが細く、荷物を載せたときに安定しない
- ホイール系が大きい(700C)ので、走行性が良い反面、重心が高くなってフラフラしやすい
- 拡張性が乏しいので、実用的なカスタムがしにくい(例えば泥除けの装着とか)
- 完成車の状態では、荷物をフル積載した旅に向かないパーツがある
⇒例えば、ホイールのスポーク数やギア比
本格的な旅をしたいのなら、旅に最適な「ツーリング車」を選ぶべきでしょう。
でも、
「夏休みに長期旅行がしたい!」
「~2000km程度の自転車旅がしたい!」
というくらいなら、ロードバイクを選んでも全然OKです。
しかし、実は旅で使えるロードバイクは限らています。
多くのロードバイクが、「荷台を取り付けるための仕組み(ダボ穴・ブレーキ台座)がない」ことに加え、旅には向かない「フレーム素材」のものもあるからです。
後で紹介する「注意点」を熟読した上、自転車を選んでください。
クロスバイク
クロスバイクで旅をするのもオススメです。
クロスバイクの特徴はこちら。
- 価格が手ごろ(約55000円~)
- ロードバイクに比べ、楽な姿勢で走れる
- タイヤが太めで、荷物を積んでも安定しやすい
- 多くのクロスバイクが荷台を取り付けられ、荷物を沢山載せられる
- フロント3段変速のものもあり、軽めのギア比を使える
⇒本来は、近距離を走る「街乗り」に使われる自転車ですが、自転車旅でも使えます。
ロードバイクに比べて荷物を載せて走るのには向いてると言えますが、一方で、長距離を走るのにはあまり向いていません。
一番大きな理由として、「フラットバー(まっすぐなハンドル)」だからです。
ロードバイクの場合、ハンドルが「つ」のような形をしていますよね。
ハンドルの持つ位置によって体勢を変えられるので、体のストレッチになって疲れにくいです。
しかし、クロスバイクの場合はそうではありません。
握る場所が一定なので、比較的疲れやすいです。
もしクロスバイクで旅をするなら、「バーエンドバー」の装着は必須でしょう。
これを付けることによって、ハンドルの握り位置を増やすことができます。
旅に向かない点があるとはいえ、~2000km程度の旅ならそれほど気にしなくていいと思います。
- 荷物を積んでいると、走行距離が短めになるから
- 中程度の期間、我慢できる距離だから
私の知り合いもクロスバイクでリアにパニアバッグを積んで、旅をしていますよ。
あまりにもスケールの大きな旅でなければ、クロスバイクもオススメです。
超本格的な「自転車旅」をするなら、ツーリング車
- 「2000km以上の旅をするかもしれない」
- 「日本一周をしたい」
- 「沢山荷物を積んで走りたい」
というように、超本格的な自転車旅をしたいなら“ツーリング車”がオススメです。
名前の通り、旅に最適な要素が詰まった自転車だからです。
ツーリング車とは?
ツーリング車とは、荷物をたくさん積んだ“自転車旅”を想定した車種全般のことです。
「これが付いてるからツーリング車!」というように、厳密な基準があるわけではありません。
例えば、私が日本一周の時に使っていた「ランドナー」という車種も、広義でいえば“ツーリング車”の類でしょう。
ツーリング車の例として、このようなものがあります。
こちらは、過去に自転車日本一周を経験された「keta-G(けたじぃ)」さんのまとめ記事です。
ツーリング車の特徴
「旅に最適な自転車」というのには、理由があります。
ツーリング車の特徴がコチラ。
- フレームが頑丈
- 中太タイヤで、走行性と走破性のバランスがいい
- 拡張性に優れており、自分好みにカスタマイズが可能
- ホイール径が小さめで、重心が下がってふらつきにくい
- 旅に最適なパーツアッセンブリが標準で備わっている(ことが多い)
⇒荷台、泥除け、ブレーキタイプ、ホイールのスポーク数、ギア比、など - メンテナンス性がよく、トラブルにも対応しやすい
⇒例えば、ワイヤーの外通し、Wレバーなど
見た目だけでは「ロードバイクとの違いがよく分からない」という方もいるかもしれませんが、全然別物です。
ツーリング車は、荷物を積んでの自転車旅で特徴を発揮します。
旅に必要なエッセンスの詰まった、まさに“旅用の自転車”なのです。
超本格的な自転車旅をお考えの方は、ツーリング車の中から選ぶのがオススメです。
もちろん、「それほど荷物は多くないし、旅の規模も大きくないけど・・・」という方にもお使いいただけますよ。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
パニアバッグスタイルの自転車選びにおける注意点
旅用に最適化されたツーリング車を除き、他に紹介した「ロードバイク・クロスバイク」を選ぶときには注意点があります。
2つポイントに注意して、自転車選びをしてください。
- フレームの素材は頑丈かどうか
- 荷台を付けるための「ダボ穴」があるか
詳しく解説します。
フレームの素材は頑丈かどうか
冒頭で、「フレームの素材は主に3種類(アルミ、カーボン、クロモリ)ある」と説明しました。
旅で使う自転車を選ぶときは、「アルミ」か「クロモリ(鉄)」のものを選んでください。
素材が頑丈だからです。
カーボンだけは絶対に選ばないでください。
カーボンはとてもデリケートな素材です。
通常使用で壊れてしまうほど貧弱ではありませんが、外部からの衝撃で割れてしまう危険性があるんですね。
実際私もカーボンのロードバイクに乗っているのですが、転んだ時にフレームを割ってしまった経験があります。
そんなカーボン素材の自転車に荷物を積んで旅をすることは絶対に考えられません。
自転車の素材は「アルミ」か「クロモリ」を選びましょう。
強いて言うなら、クロモリの方が旅で使うのには向いています。
荷台を取り付けるための「ダボ穴」があるか
もう1点、とても大切なことがあります。
それは、「荷台を取り付けるためのダボ穴」があるかどうかです。
パニアバッグスタイルでは荷台が必須ですので、絶対に確認しましょう。
荷台のボルトを固定する時に使うのが「ダボ穴」です。
ダボ穴とは、フレームに開いたネジ穴のこと。荷台や泥ヨケを付ける時に使います。
ダボ穴があるかどうかをチェックする場所はこちら。
- リアエンド
- シートステー上部
- (フロントにも荷台を付けるなら)フォークエンド
【リアエンド】
後輪の軸をはめる部分にあります。
【シートステー上部】
サドルの下あたりにあります。
リアへ荷台を付けるには、
リアエンドダボ + シートステー上部にあるダボ穴を使います。
こんな感じ。
リアエンドのダボ穴しかない場合でも、バンド式の荷台を使って固定することもできます。

バンドを使ってフレームに固定するタイプの荷台
(参考画像:ミノウラ MT-800N)

ややこしすぎる、、、
さっぱり分からないんだけど・・・。
しかし、恐らくほとんどの方がこの状態でしょう。
正直、自転車のことがまだよく分からない方へ、ダボ穴の説明をするのは難しいです。
なので、興味のある自転車が見つかったら、「荷台が付くのかどうか。上記のダボ穴があるかどうか」を自転車屋さんに確認しに行くと良いですよ。
「取り付け可能」と言われれば大丈夫です。
どんな自転車に対してどの荷台が取付できるかは、後ほど解説します。
【(フロントにも荷台を付けるなら)フォークエンド】
私のように、「フロントにもパニアバッグを付けたい」というのなら、フォークエンドにダボ穴があるかどうかも確認しましょう。
※めちゃめちゃ荷物が多い方のみでOKです。
写真のように「上部」「下部」の2か所にダボ穴がある場合は、
- 上部が荷台用
- 下部が泥除け用
に使います。
ポイントを再確認
パニアバッグスタイルで旅をするとなると、自転車選びのポイントがいくつかありました。
改めて、再確認します。
【パニアバッグスタイルの自転車旅にオススメな車種】
- ~2000km程度
⇒クロスバイクかロードバイク(ツーリング車ももちろんOK) - 超本格的な自転車旅をするなら
⇒ツーリング車が最適
【パニアバッグスタイルの自転車選びにおける注意点】
- 頑丈な素材かどうか
⇒アルミ・クロモリを選ぼう。カーボンは絶対にダメ。 - 荷台を取り付けるための「ダボ穴」があるか
⇒リアエンド、シートステー上部、(フロント積載するなら)フォークエンドを確認
⇒恐らく分からないと思うので、自転車屋さんに聞きに行こう
全体のまとめ
最後に、全体の要点を箇条書きでまとめます。
【バイクパッキングスタイル】
- 正直、どんな自転車でもいい
- オススメは「ロードバイク(グラベルロード)」
- たまに旅を楽しむ程度なら
⇒ロードバイク - 自転車旅がメインの使い方になるなら
⇒グラベルロード - バイクパッキングスタイルでテントや調理道具も持ち運びたいなら
⇒グラベルロード
【パニアバッグスタイル】
- パニアバッグスタイルで使う自転車に必要不可欠なポイント
①荷台が付けられること
②多めの荷物に耐えうる「頑丈さ」 - オススメの車種は「クロスバイク」「ロードバイク(グラベルロード)」「ツーリング車」
- 旅の規模が中程度(~2000km)、荷物もリア積載だけなら
⇒クロスバイク・ロードバイク - 超本格的な自転車旅(2000km以上、日本一周とか)なら
⇒ツーリング車 - でも、全ての自転車が必要要件を満たしているわけではない
- 素材は「アルミ」か「クロモリ」を選ぶこと。
⇒カーボンは絶対にダメ - 荷台を取り付けるための「ダボ穴」があるか
⇒最低限「リアエンド」のダボ穴があるかチェックする
⇒多分よく分からないと思うので、興味のある自転車が見つかったら、荷台が付くかどうか自転車屋さんに聞きに行こう
それぞれのスタイルに応じた自転車選びのポイントが分かったでしょうか?
特にパニアバッグスタイルの方が複雑で、難しかったですよね。
旅の規模が大きく、荷物の量が多いということは、それだけ自転車に負荷がかかります。
なので、それに耐えうる自転車を選ばなければいけないからです。
この情報を参考に、あなたの使い方にあった自転車を選んでみてくださいね。
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4記事目となる次の記事では、【自転車旅の始め方ロードマップ④:荷物を積載するための土台を作る 】というテーマでお話ししていきます。
続きをご覧ください。
ありがとうございました。