
これから長期間の自転車旅に出ようと思うのだけど、「データ通信量」って、今のままで大丈夫かな?足りるかな?
自分のプランは割と“少なめ”で、あまり自由に使えないんだよね。
家にいればWi-Fiがあるけれど、旅先だとそうはいかないし。
だから、通信量がオーバーして、低速になってしまわないか心配だよ。
自転車旅における「データ通信量(ギガ)節約術」みたいなのがあれば、教えて欲しい。
こんな方におすすめの記事です。
【この記事で分かること】
- 私が自転車日本一周に行った、データ通信量節約術
- 月9ギガ(一日あたり約300メガ)まで抑えた8つのコツ
- 必須レベルで便利なアプリ(タウンWi-Fi)の紹介

私が通信量を削りに削りまくった「コツ」を伝授します!
自転車旅中のデータ通信量を「月9ギガ(GB)」まで節約した8つのコツ
結論から申し上げますと、私が行っていた節約術は以下の8つ。
- とにかく公衆Wi-Fiを使う
- グーグルマップの「航空写真」は極力使わない
- グーグルマップを開きっぱなしにしない
- Twitterの「データセーバー」をONにする
- SNSの閲覧は基本「Wi-Fi接続時」に
- YouTubeは「モバイルデータ通信」をオフに
- 目的の無いネットサーフィンをやめる
- 音楽はWi-Fi接続時にダウンロードしておく
これらを意識すれば、データ通信量を大きく節約することができるでしょう。
詳しく解説していきますね。
とにかく公衆Wi-Fiを使う【最重要】
出先でギガを食いそうな作業をする時は、とにかく公衆Wi-Fiを使いましょう。
最も基本的で、重要です。
今や、街には無料で使えるWi-Fiがたくさん飛んでいます。
私がよく使っていた施設はこちら。
- コンビニ
- ファミレス
- カフェ
- その他飲食店
- 道の駅
一番こまめに使っていたのは「コンビニ」ですね。
食事休憩の際はもちろん、Wi-Fiを使うためだけに寄ったりしていました。
コンビニのWi-Fiは駐車場(店の外)からでも接続できますから、自転車にまたがったままスマホをポチポチ…みたいな。
これを意識するだけで、大きな節約になると思います。
公衆Wi-Fiの探し方
「公衆Wi-Fiを使うことが基本」といっても、周囲に使えるWi-Fiがあるかどうかって、分かりませんよね。
いちいちスマホを開いて、Wi-Fiをオンにして確認…なんてやり方は、効率が悪いです。
そこでオススメするアプリが「タウンWi-Fi」です。
タウンWi-Fiを使えば、「公衆Wi-Fi」が使える施設をマップ上に表示することが可能。
「ちょっとどこかで休憩しよう。えーと、近くにWi-Fiある所は…」ってな感じで、すぐに確認できます。
タウンWi-Fiが便利すぎる
タウンWi-Fiの便利なところって、それだけじゃないんですよね。
旅中にとても重宝していたのが、「自動ログイン機能」です。
これまでに公衆Wi-Fiを使ったことがある方ならわかるでしょう。
使う時に「ログイン」や「メールアドレス認証」みたいなのが、必要ありませんでしたか?
多くの公衆Wi-Fiでは、そのような手順を踏まなければなりません。
ぶっちゃけ、面倒ですよね。
使うたびに入力しなきゃいけないし、Wi-Fiが切れたらもう一度やらなければいけない。
「勝手につながってくれたら楽なのにな」って感じです。
はい、それができちゃうんですよ。タウンWi-Fiを使えば!!!
アプリを使って一度、対象となるWi-Fiを使えば、後は自動でログインしてくれます。
あの「認証画面」をスキップできるんです!気づいたら、勝手につながってる状態。
作業の負担も、時間も、大きく減ります。
公衆Wi-Fiをはしごするなら、タウンWi-Fiは必須アプリですね。
グーグルマップの「航空写真」は極力使わない
自転車旅をしていると、グーグルマップは必須ですよね。使わない日は無いでしょう。
使うことは避けられませんが、使う時に「航空写真」で表示するのは避けましょう。
街がカラー写真で表示される、あのモードです。
理由は簡単で、非常にデータを食うから。
なので、極力航空写真以外の表示モードを使うようにしてください。
自転車乗りにおすすめなのは、「地形モード」ですね。
グーグルマップを開きっぱなしにしない
引き続き、マップを使う上でのコツです。
自転車にスマホホルダーを付けて、地図を見る方も多いでしょう。
その時、マップの開きっぱなしにはしない方がいいですよ。
電池の減りが激しいだけじゃなく、データを食うからです。
私の場合、道を進んで行った先で曲がる場所だけを覚えて、すぐにアプリは閉じていました。
要所要所でアプリを開き、確認するイメージですね。つけっぱなしではなくて。
マップを見ることや、マップなしでの走行に慣れる必要はありますが、これができたら大きな節約になりますよ。
Twitterの「データセーバー」をONにする
Twitterには、データ通信量を抑えるための設定があります。
「データセーバー」を“ON”にしておきましょう。
動画は自動再生されず、画像は低画質で読み込まれるようになります。
SNSの閲覧は基本「Wi-Fi接続時」に
そもそもですが、SNSを無意識のうちに開くくせをやめましょう。
「基本、Wi-Fi接続時だけみる!」くらいの意識でいると、大きな節約につながります。
実際に旅をする中で感じました。
「ツイッターやインスタって、こんなにもデータ食ってるのか!?!?」と。
特に写真だらけのインスタは危険です(笑)
いつも通りなーんとなく、スクロールして、いいねして、動画を見て…ってやってるうちに、数百メガも飛んで行きます!秒速です。
SNSが気になる気持ちをぐっと押さえて、極力Wi-Fiに繋いでから見るようにしましょう。
YouTubeは「モバイルデータ通信」をオフに
絶対だめですよ、YouTubeなんて見たら(笑)
動画のデータ消費量は凄まじいですから。
でも、アプリが入ってると、つい見たくなってしまうものです。
テントの中で暇な時とか、すごく開きたくなりました。
そんな時、Youtubeを見ないようにする方法を教えましょう。
アプリの設定で「モバイルデータ通信の場合はオフ」にするのです。
この設定をしておけば、Wi-Fiに接続していない時にYoutubeを開いてしまっても、見ることができません。
諦めるための強制力になります。必須の設定ですね。
(解除するのも自分の意志でできますが、グッとこらえましょう)
目的の無いネットサーフィンをやめる
テントの中で暇になると、目的もないのにネットで調べモノをしちゃいがち。
ネットサーフィンは、気づいたら意外とデータを食っています。やめましょう。
次から次にページを移すので、文字や写真の読み込みをしてしまうからですね。
ネットを使う時は、目的を決める。
目的が解決したら、ネットを閉じる!
そんな習慣を付けましょう。
音楽はWi-Fi接続時にダウンロードしておく
自転車に乗っている時、どこかで休憩をする時、「音楽」を聴きたくなりますよね。
私は日本一周中、アップルミュージックに登録して、聞き放題でした。
音楽を聴くときは、予め楽曲をダウンロードしておきましょう。
Wi-Fiがある環境で、です。
いつでも曲をタップすれば、ストリーミング再生を楽しむことができます。
でも、それにはデータを食うんですね。
1曲ならいいですが、チリも積もって山となり、気づいたら「めっちゃギガ増えてる…」ってなるんです。危ない危ない。
なので、音楽を聴くときは事前のダウンロードが必須ですね。
データ使用量(ギガ)の使用状況を確認しよう
「一日のデータ通信量」に目標を設定する
使いすぎていないか、数日おきにチェックしましょう。
例えば私の場合、1カ月で9ギガ(GB)でしたので、日割りにすると約300MBです。
なので、それを目標にしていました。
現在の日付×300MBをして、超過していないか、あるいはまだ余裕があるのかをチェック。
超過していた場合は、より抑えることを意識。
余裕があったときは、ご褒美に「Youtube」をみたりしましたよ。
まあ数十分間ですけどね(笑)
まとめ
紹介した8つのコツを意識すれば、普段よりうんとデータ通信量を削減することができます。
最後にもう一度、確認しますね。
- とにかく公衆Wi-Fiを使う
- グーグルマップの「航空写真」は極力使わない
- グーグルマップを開きっぱなしにしない
- Twitterの「データセーバー」をONにする
- SNSの閲覧は基本「Wi-Fi接続時」に
- YouTubeは「モバイルデータ通信」をオフに
- 目的の無いネットサーフィンをやめる
- 音楽はWi-Fi接続時にダウンロードしておく
少なくとも私は、この節約術で「月9ギガバイト」に抑えることに成功しました。
人によって「ひと月に使えるデータ通信量」は異なるでしょう。
しかし、どのプランでも、毎日何も意識せずに使っていたら、恐らく上限をオーバーしてしまうと思います。
「低速になっても、まあいいやとはいかないんですよ。自転車旅では。
だって、マップが使えなくなりますからね。
なので、低速にならないように、限られた数値の中でうまく使いこなす工夫が求められます。
そんなとき、本記事で紹介した8つのコツを思い出してみてください。
本記事があなたのお役に立てば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。