サイクリング中の「汗ダレ」に悩んでいませんか?
その悩み、サイクルキャップを被ることで解決することができますよ!
サイクルキャップの着用をオススメする6つの理由と、オススメのサイクルキャップについて紹介します。
サイクルキャップとは
サイクルキャップとは、サイクリスト向けの自転車用キャップです。
ヘルメットの下に被って使うのが一般的で、用途ならではの短いつばが特徴的。
そのおかげで、サイクリストにとっての最大の敵ともいえる「風」の抵抗をほとんど感じることはありませんし、スポーツバイク特有の前傾姿勢になっても視界の邪魔になりません。
サイクルキャップをオススメする6つの理由
どうして私がサイクルキャップの着用をオススメするかというと、とても機能的なアイテムだからです。
被ることによる主な効果として、以下の3つがあげられます。
- 吸汗機能
- 目の日焼け軽減
- 雨対策
一度使ってみると、その便利さに驚くことでしょう。
そう、サイクルキャップは決してデザインだけのために被っているわけではないのです。
他にもいくつかオススメする点があるので、以下で詳しく紹介していきます。
吸汗機能
サイクルキャップの着用をオススメする最大の理由は「汗を吸ってくれるから」です。
特に暑い時期、おでこから滴り落ちてくる汗が目に入ってしみることがあったり、サングラスが汗でベタベタになったりした経験はありませんか?
スポーツバイク用のヘルメットはいくら通気性がいいとはいえ、サイクリングはとっても運動量が多く、どうしても汗が吹き出してしまい不快ですよね。
そんな時にオススメなアイテムこそサイクルキャップなのです。
汗をバッチリ吸収してくれるおかげで、そのような悩みを大幅に軽減することができます。
目の日焼け軽減
サイクルキャップをオススメする2つ目の理由が「目の日焼けを軽減できること」にあります。
短いつばが目の部分に日陰を作り、直射日光を防いでくれるからです。
これまで長距離ライドをした後に「目が充血してしまった」なんて経験をしたことはありませんか?
あるいはとっても目がゴロゴロしてしまったり・・・。
実は、その原因は太陽からの紫外線なのです。
特に正面から日を受ける時間が長くなればなるほど、目に与えるダメージが大きくなっていきます。
コチラの記事をみると、紫外線から目を守ることがいかに大切かが分かります。
紫外線の悪い影響を受けた目の症状はさまざまです。
たとえば、白目が隆起して黄色く変色する「瞼裂斑(けんれつはん)」は、角膜がダメージを受けることで充血や痛みを引き起こします。ゴミが目に入ったような違和感があり、充血した状態が続くでしょう。
瞼裂斑以外にも、視界が歪みや部分的に暗くなる「黄斑変性症」や、レンズの役割を担う水晶体が白く濁る「白内障」、失明に至る可能性もある「緑内障」などといった病気を招きます。そのため、紫外線を多く浴びた日は、外出先から帰宅したあとに目を観察するなど、症状が軽いうちに目の異常を発見することが大切です。
目の違和感が続くようであれば、早めに病院に行き、適切な処置を受けることが望ましいでしょう。
簡単にまとめると、紫外線が目に与える悪影響が原因で起こりうる症状はこうです。
- 瞼裂斑(けんれつはん):角膜がダメージを受けて充血や痛みを引き起こす
- 黄斑変性症:視界が歪みや部分的に暗くなる
- 白内障:レンズの役割を担う水晶体が白く濁る
- 緑内障:失明に至る可能性もある
- さらに、紫外線を浴び続けることで老眼を促進してしまう
自転車でのロングライドというと6時間以上日光を浴びっぱなしということも多いですから、サングラスと共に、サイクルキャップを被って紫外線から目を守ることをオススメします。
雨対策に
意外に思う方も多いと思いますが、実は雨対策にも使えるアイテムなのです。
つばが目を守る「屋根」となって、直接あたるのを防いでくれます。
確かに、サングラスだけでも同じような効果は期待できますが、汗と同様水が目の周りに滴り落ちてくるので、実際は視界に影響が大きいです。
しかし、サイクルキャップとサングラスを併用することでつばの先から雨が落ちていくようになるため、目の周りがビチャビチャに濡れず、視界への影響を最低限に抑えることができます。
ヘルメットのフィット感向上
サイクルキャップを被ると、無い時に比べてフィット感がいいです。
走行時のズレや不快感をなくすことができます。
また、「ヘルメットだけ不自然に浮いている状態」を改善できるため、見た目の向上にもつながります。
髪型が気にならない
サイクリングにおける大きな悩みとして「髪が崩れること」があると思いますが、サイクルキャップを被ることで目立たなくすることができます。
デザインのよさもあり、清潔感を損ねません。
オシャレアイテムとして
サイクルキャップ本来機能的なアイテムとして使われているものですが、デザインの良さから「オシャレアイテム」として使う方もいらっしゃいます。
ヘルメットを被っているときはつば部分のデザインが目立ち、ヘルメットを外せば全体的なデザインが目を惹くことでしょう。
中にはサイクリングでは使わずに、ファッションの一部として使う方もいるくらいです。
オススメのサイクルキャップ紹介
サイクルキャップにはたくさんの種類があります。
その中からジャンル別にオススメの商品をまとめましたので、ぜひご覧ください。
機能性を重視するなら
機能性を第一に求めているのであれば、ポリエステル素材でメッシュタイプのものを選ぶといいです。
ポリエステルは繊維の中に水分が入り込まないため、速乾性に優れています。
加えてメッシュタイプであれば通気性に優れ、頭の蒸れを感じることが少なくて済むでしょう。
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デザインを重視するなら
「機能性ももちろん大切だけど、オシャレに自転車を乗りたい!」という方に向けて、デザインが魅力的な商品を紹介します。
サイクルアパレルブランドで有名なカペルミュールのサイクルキャップです。
控えめなデザインが「大人のカッコよさ」を感じさせます。
こちらはチネリのサイクルキャップ。
先ほどとは対照的にド派手なデザインが魅力的ですね。
自転車メーカーと合わせるなら
サイクルキャップの中には、自転車メーカーブランドのものもいくつかあります。
お乗りの自転車に合わせてサイクルキャップを選ぶことで、違和感なくお使いいただけますよ。
今回は、
- トレック
- ビアンキ
- デローザ
の3メーカーについて紹介いたしますが、他のメーカーもたくさんあるので気になる方は検索してみてくださいね。
まとめ
サイクルキャップは、レーパンやサイクルウェアと同様、サイクリストの必須アイテムといってもいいでしょう。
これまでサイクルキャップを被ったことがない方は、ぜひとも試してみるといいですよ。
今回紹介した6つの魅力について感じていただけると思いますよ。
ご覧いただきありがとうございました!