
自転車を売ろうと思うのだけど、「防犯登録」の抹消って必要なのかな?
相手側が新しく登録するから、自分は何もしなくていいとか…?
よく分からないから、教えて欲しいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 自転車を売る時に防犯登録はどうしたらいいのか?抹消すべきか?
- 防犯登録の抹消をしないとどうなるか?
- 譲渡証明書は必要?

自転車ショップで働く私が解説します!
自転車を売る時に防犯登録の抹消はするべき?【必須です】
自転車を売る時は、基本的に防犯登録の抹消が必要です。
お店に売る時も、個人間売買(フリマサイトなど)するときも。
なぜ防犯登録の抹消をしなければならないのか?
抹消せずに自転車を売ると、売った後も登録上の所有者が“あなた”になってしまうから。
これによる不都合は以下です。
悪いことしか起きないので、売る際は必ず“防犯登録抹消”をお忘れなく。
ちなみに(当たり前ですが)、防犯登録のシールを剥がすだけでは抹消にはなりません。
車体に刻印されたフレームナンバーを元に登録がされているので、書面での抹消手続きが必要です。
抹消をすると「抹消証明書」が貰えますので、それも相手に渡しましょう。
どこで防犯登録の抹消ができる?
自転車防犯登録所で抹消手続きが行えます。
自転車屋さん、自転車を売ってるお店に行けばOKです。
必要なモノは3点。
よく、防犯登録カードの控えをなくす方がいるのですが、再発行できるかは都道府県によって異なります。
私の住む岡山県では再発行はできません。
買ったお店に問い合わせれば、一応番号の確認はできます。
…が、数年分の防犯登録を紙ベースで保管している中から見つけ出さなければならないため、非常に手間と時間が掛かります。図書館の中から自力で一冊の本を見つけ出すようなもの。
もし確認してもらう際は、すぐに返答に時間を要しますので、注意しましょう。
名前、買った日付、メーカー名など伝えてください。
譲渡証明書は必要?
お店など、業者に売る場合は譲渡証明書は必要ないです。
“業者”の判断基準は古物商を持っているかどうか。
フリマサイトなどでの個人間売買は、あくまでも“譲渡”となりますので、譲渡証明書が必要です。
あなたが“売る側、譲る側”であるならば、必ず譲渡証明書の記入&送付はしてください。防犯の抹消と一緒に。
でないと、次に乗る方が防犯登録することができず、困ってしまいます。
譲渡証明書の貰い方については、こちらの記事で解説しています。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【自転車を売る時に防犯登録の抹消はするべき?】
- 防犯登録抹消は必要です。
- しないと、あなたにも相手側にも不都合が起こります。
- 個人間売買の場合は、譲渡証明書も作成しましょう。
というわけでして、少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!